「グローカルタッグ」を制し九州タッグ王座に君臨したGAINAの要求で、九州真夏の大激戦・3WAYタイトルマッチの再戦が東京で実現!
GAINAは、九州のベルトを総獲りし「九州制圧」を目論む!!
気合十分の玄海は国際センター以来の白装束と新テーマ曲で入場。
GAIINAを筆頭に全員がスタートダッシュをかけるめまぐるしい三つ巴。
玄海はGAINAを排除すると、真霜に照準を絞る。
さらに場外の二人には、的を迷った挙句、GAINAに重爆トペ。
漲る玄海は、真霜を目掛けてGAINAにジョンウー。
GAINAに刀狩りを決めると、ガラ空きの足へ真霜がアンクル。
真霜と打撃の読み合いをしている隙へGAINAのWラリアットと、まさにプロレス頭全開の三巴戦を展開。
コーナーに登った玄海を、GAINAはラリアットで場外へ叩き落とし、真霜狙いに行くも、真霜は逆にドラゴンスクリュー、四の字へ。
さらに玄海のアンクルを取り、二人まとめて悶絶させる。
GAINAは真霜の蹴り足を取り、担ぎ上げると、そこへ玄海がスピアー。
さらに130kgのGAINAにペディグリー。あまりの激しい展開に全員がダウン。
勝負に出た真霜はGAINAに武道、そこへ玄海が刀狩、胴締め刀狩、さらにGAINAがエルボードロップを落とすなど全員がフルスロットル。
15分経過、GAIINAが真霜にローリングラリアット、玄海の玄界灘、そこへGAINAが全体重を浴びせるダイビングエルボードロップ。
玄海、GAINAのラストライドはかわすも、ローリングラリアットを喰らう。
リング上は、真霜とGAINA、ラストライドは阻止されドラゴンスクリュー。
ならばとコーナーを使い再度狙ったラストライドは決まるも、玄海はGAINAに超人拳を放ち真霜へペディグリー。
GAINAにフランケンシュタイナー、真霜へ超人拳、玄界灘と大暴れ。
さらに邪魔なGAINAを場外へ叩き落とすと、再度、真霜に超人拳を決め、王者・真霜から3カウント。
玄海が第10代・九州プロレス選手権王者に返り咲いた。
玄海
「真霜、GAINA、お前らのおかげで、ベルトの価値がまた上がったよ。
ありがとよ!だけど俺らまだ終わっちゃいねえよ。これからサシだ!
真霜とサシ、GAINAとサシ!待っとるぞ!九州来いよ!
俺はこのベルトもっともっと大きくして、選ばれた人間にしか巻けないベルトにしてやるからな!
ここにある炎をもっとデカくしてやるよ。
俺のデッカい炎!消せる奴がいるんならよ、東京でも千葉でも大阪でも東北でも、消しに来いや!コラ!」
そして筑前を呼び込む。
玄海
「あんたのおかげでここまで出来たんやろもん!
あんたが締めるのが筋やろが!あんたがおらんと出来んよ!」
筑前
「皆さんが俺たちばここに連れてきてくれて、世界中に発信が出来て、
最高の3WAYをして、最高の九州男児が最後にベルトを巻いてくれました!
皆さんに感謝を返すべく、僕らは前に前に、プロレスとして進んでいきます!
10月4日後楽園ホール!皆さん来ていただけますか?!
これ以上の九州男児の元気を用意してお待ちしてます!!」
最後は玄海、満員の観客と共に「九州ば元気にするバイ!」で
初の東京大会を締めくくった。